夏の五輪の通った後は草の根も残らず
7月○日
オリンピックまで3年。盛り上げイベントもあったようだが特に目新しいものはなし。おきまりの歌と踊りとプロジェクションマッピングでいまさら感。50年前の音頭の焼直しは見るのもつらい。
招致の時の公約や既存設備活用の安くてコンパクトな計画はどこに行ったのか。将来への問題先送りばかりか既に過労死までて、これも五輪が始まったらみな美談にされてしまうのだろう。問題を引き起こした当事者たちに。
世を挙げて五輪にたかる蝿称え
7月○日
雑草ではあるのだけれどいい感じに花や実をつけた夏草の広がる空き地があって、その脇を通るのが好きだった。宅地化と開発の進んだ郊外に残る数少ない野性を感じる場所だった。
ところがある日通りかかると草は刈り取られ、砂利を入れてならされ整地されてしまっていた。つまらない眺めになってしまった。
夏の花刈り払われて駐車場
7月○日
毎日暑い。寝ても起きても暑いのだが、まだ7月の暑さはキレがあるというのか、まだこちらの体がばてていないというのか、暑さに飽きていないというのか、まだ夏がいい感じに上昇する途上にあるような気がする。これが8月の後半ともなるともううんざり、だれてしまうのだけれど。
梅雨明けて夏も暑さもまだ青年