日ごと濃くなる冬の色 | 酒とホラの日々。

日ごと濃くなる冬の色

晩秋2
11月17日
電車から眺める街の風景は、日毎に冷え込んで色も光も徐々に変わって行く。毎日わかっているはずなのに、ある日季節ががらりと移ってしまっていることにまた驚く。
    見渡せば冷えて乾いた冬の街

11月18日
街を照らす11月の朝日はどこか白っぽく冷たい。こうしてしだいに街を冬色に染めていくのだろうか。
    冬色に染まる人波息白し

11月19日
毎日身の回りのことをつぶやくのは、そうしても朝の通勤の時のことになりがちで、自然、内容も朝に偏ってくる。
    朝駆けて昼の日知らぬ勤めかな


11月20日
冷えて乾いてくる空気が日毎に気になる。年とともに寒さに弱くなっているのも顕らかだ。朝の防備は欠かせない。
    手袋に襟巻きマスク朝武装
 
11月21日
去年は12月に入ってからスーツの上にコートを着始めた。ことしはもうどうしようと思うほど寒い。とりあえず中にカーディガンを着込んできた。
    服迷うコート着るのは少数派