冬隣、世の中あげて寒さ対策を急いでいるかのよう | 酒とホラの日々。
11月10日
雨止んで晴れ上がる。冬の近い11月でも雨上がりの朝は清々しい。
雨上がり良きこと祈る朝日かな
11月11日
下弦の月照る空の下、宴会を終えて黙々と歩く。
冷月の照る道を行く黙々と
11月12日
だいぶ朝晩は冷え込むが、それでもまだ日中は日が照ると大慌てで飛びかう虫もいる。
冬隣 どこに急ぐや遅い虫
11月13日
この時期日毎にも朝晩にも気温差が大きく、着るものの選択が難しい。今日も電車に乗って汗ばみだす。
着ぶくれて出かけた朝を悔いる昼
11月14日
出勤の朝、畑地を厚い霜が覆っていた。朝日に輝く風情を愛でる余裕もなく駅へと急ぐ。勤め人の悲しさか。
会社へと霜踏み分けて息白し