古書衝動殺人事件 | 酒とホラの日々。

古書衝動殺人事件


先日、地方都市の郷里の友人から聞いたところによると、そこでは
旧タイプの古本屋は絶滅してしまったとのこと。(県庁所在地なのに!)
幸いにしてうちの近くには新古書店でないない昔ながらの古本屋がまだ二軒あって
私の本屋巡り散歩ライフに彩りを添えてくれております。

昔ながらの個人商店の本屋や古本屋の衰退は目を覆うばかりですが
本屋なんて、まして古本屋なんて便が良くて安けりゃどうだっていいと
思ってる人も多いということかもしれません。もちろんそれ以前に本離れの
今の風潮による絶対的な書籍に対する需要が減っていることはあるでしょう。
でも、そもそもデフレの時代にあって書籍は値段の下方硬直性もまた
本の大量リサイクルを行なう新古書店の躍進を招いたことも否めません。

よく本を買う私としても「本は安くない」とは常々思っていますが
本の適正価格とはどれほどのものなのでしょう?
私の本を買うという決定はどのように下されるのか、考えてみると「衝動買い」以外のケースなんてほとんどないように思えます。(アレ?)
新刊買うのも古書を買うのも、町の店で買うのもインターネットで買うのも
仕事や試験の参考書以外はみんなどれも衝動買いの結果。
衝動買いの対象に適正価格を設定するなんて、できるわけありませんね。

で、先日突如思い立ってブック・○フへ「衝動売り」行った結果
買取値はこんなところでありました
DVD(映画)     定価の40%
DVD(音楽)     定価の30%
DVD(ドキュメント) 一律600円
CD       400円~10円まで、ほとんど100円
単行本ハードカバー   最高150円
漫画本         一律100円

私は基本的に本には線を引きながら読むので
売りに行ける本はあまりないので次回はいつになりますことやら。